2013年08月03日
ヘモグロビン濃度
目的:Hb濃度は酸化Hb、COHb、還元型Hbなど種々のHb総量としてみる必要がある。
今回の実習では、シアントメトヘモグロビン法でHb濃度を測定し、理解を深める。
原理:血液を一定の割合に薄め、試薬に含まれるフェリシアン化カリウムでスルフヘモグロビン
以外のすべてのヘモグロビンをメトヘモグロビン化し、さらにシアン化カリウムでシアントメ
トヘモグロビンに転化させたのち、比色計を用いて検量線を作成、それにより測定を行う。
方法: Ⅰ班で1名から4ml採血を行い、EDTA-2K採血管2本へ2mlずつ分注した。
Ⅱマイクロピペットを用てシアンとメトHb試薬5mlを正確に試験管へ計りとった。
Ⅲマイクロピペットで血液検体を20ml採り、Ⅱの試験管へ添加し混和した。
Ⅳ5分間静置後、比色計で測定した(540nm)
Ⅴ試薬のみ5ml入れた試験管を対照とし、吸光度を読み取った。
Ⅵ検量線の作成。各試薬を表に従い規定量を入れ、それを2セット作成した。
Ⅶ作成した溶液を混和し、対照をブランクとしてサンプル2セットを2重測定した。
対照 ①5,3g/dl ②8.0g/dl ③16.0g/dl 検体
測定試薬 5.0ml 1.0ml 0.5ml - 5.0ml
血液 - - - - 20μl
Hb標準液 - 0.5ml 0.5ml 0,5ml -
結果:


検体ヘモグロビン濃度:検量線より14,3g/dl
考察:検量線作成時、①(5.3g/dl)において試料1,2の値のばらつきが見られたのは試料作成
の段階で何らかの誤差要因があったと考えられ、おそらく試薬混合時などにおいてマイクロ
ピペットの操作などに手技ミスなどがあったのではないかと推測される。
また、検体の値は検量線より14,3g/dlであり、基準範囲内であるためとくに疾患等は疑わ
れないものと考えられる。
今回の実習では、シアントメトヘモグロビン法でHb濃度を測定し、理解を深める。
原理:血液を一定の割合に薄め、試薬に含まれるフェリシアン化カリウムでスルフヘモグロビン
以外のすべてのヘモグロビンをメトヘモグロビン化し、さらにシアン化カリウムでシアントメ
トヘモグロビンに転化させたのち、比色計を用いて検量線を作成、それにより測定を行う。
方法: Ⅰ班で1名から4ml採血を行い、EDTA-2K採血管2本へ2mlずつ分注した。
Ⅱマイクロピペットを用てシアンとメトHb試薬5mlを正確に試験管へ計りとった。
Ⅲマイクロピペットで血液検体を20ml採り、Ⅱの試験管へ添加し混和した。
Ⅳ5分間静置後、比色計で測定した(540nm)
Ⅴ試薬のみ5ml入れた試験管を対照とし、吸光度を読み取った。
Ⅵ検量線の作成。各試薬を表に従い規定量を入れ、それを2セット作成した。
Ⅶ作成した溶液を混和し、対照をブランクとしてサンプル2セットを2重測定した。
対照 ①5,3g/dl ②8.0g/dl ③16.0g/dl 検体
測定試薬 5.0ml 1.0ml 0.5ml - 5.0ml
血液 - - - - 20μl
Hb標準液 - 0.5ml 0.5ml 0,5ml -
結果:


検体ヘモグロビン濃度:検量線より14,3g/dl
考察:検量線作成時、①(5.3g/dl)において試料1,2の値のばらつきが見られたのは試料作成
の段階で何らかの誤差要因があったと考えられ、おそらく試薬混合時などにおいてマイクロ
ピペットの操作などに手技ミスなどがあったのではないかと推測される。
また、検体の値は検量線より14,3g/dlであり、基準範囲内であるためとくに疾患等は疑わ
れないものと考えられる。
Posted by うぃーばる at 20:24│Comments(0)
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